2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

歌で真理を確かめて

今日は、短歌を詠む中でもますますその重みを感じる諺をいくつかご紹介し、具体的なエピソードとともに振り返りたいと思います。 まずは、「千里の道も一歩から」。つい先日、今までに詠んだ短歌が三百首を超えましたが、まさか、こんなに続くとは初めは思っ…

短歌のために本を読む

今日は、短歌創作のために重要な読書について、どのように作歌につながるのか、そして本はどのように選べばよいのか、私の個人的な見解を書きたいと思います。 例えば、ある会社の名前を忘れてしまって、思い出せない。けれども、最初の一文字を思い出した途…

バランスのいい歌を詠む

今日は、短歌をつくるために大切だと思う「バランス感覚」について書こうと思います。 短歌を始めた頃は、七五調の型を守って、味わいや感動があればよいと、かなりアバウトな考えで短歌を詠んでいました。 しかし、詠んだ短歌の数が増えていくにつれ、私た…

和歌の形を考える

今日は、いくつかの和歌を比較して、共通する型を見出したいと思います。 というのは、私もいくつかの型を見つけてから、短歌をつくるのがかなり容易になったからです。 まずは最初の5文字で一つの名詞句になっているものをいくつかピックアップしました。…

イメージできる歌を詠む

今日は、読んだときに景色が目に浮かぶ短歌を詠むために私が工夫していることをシェアしたいと思います。 それは主に以下の通りです。 ①副詞を文末に置く②言葉のもつイメージを使う③動詞で修飾する(+歌全体の響きを工夫する) まずは、①「副詞を文末に置く…