夏の短歌

こんにちは、暑くなってきましたね。

 

最近詠んだ、夏の短歌をいくつかシェアしたいと思います。

 

 

地平へと 遠ざかりゆく 夕焼けと

なぐもに聞いた 人の賑わい

 

 

 

思い出が 淡くなるとき さもありし

そうつぶやいて また前を向く

 

 

 

現し世の 賑わいの中 一瞬の

楽しみに酔い 我に返りぬ

 

 

 

逆らえば いいことはない 揺ら波の

漂う海に 続く青空

 

 

 

 

蝉の鳴く 夏に一人で 青空と

足の熱さの 草むらをゆく

 

 

 

夕焼けは 今日も御空に 輝いて

気づけば人は 年老いてゆく

 

 

 

 

いつも読んで下さり、ありがとうございます。