短歌ー過ぎてゆく夏

皆さん、こんにちは。八月も気が付けばあと少し。

 

先日の夕方、ツクツクボウシが鳴いているのを耳にしました。

 

夏の終わりが近づいてきたんだと感じました。

 

時間の尊さ、それをつくづく思います。

 

 

 

今日は、最近詠んだ短歌を、いくつかシェアしたいと思います。

 

 

 

 

 

どちらかと 言へば憂きこと 多からむ

茜の空を 保てる心

 

 

寂しさは 人より遠く 窓の日に

遥かな鳥を 追ふるまどろみ

 

 

人からの 便りが今日も 呼び覚ます

追憶君は 元気でせうか

 

 

皆でまた 会へるよすがは 炎天の

空を仰げば 電車はゆけり

 

 

また飛んで ゆかねばならぬ うみどりは

雲に霞みて 夕日の先へ

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。